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犬の歯磨きは超重要!犬の歯で汚れやすい部分や便利グッズ

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当記事は、犬の歯磨きについての記事です。このようなお悩みありませんか?

 

悩み

  歯の病気で気を付けるべきことは何?

  どこの歯を重点的に磨けばいいの?

  噛み癖があって上手く歯磨きできない   など

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当記事を読むことで、汚れやすい歯の場所が分かり、特にそこの部分を重点的に磨いてあげることで愛犬の歯周病対策ができます。

 

では、本日の内容はこちらです。

 

犬の歯磨きは、なぜ重要か

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愛犬の歯は、汚れがたまると歯周病になります。歯周病は1歳でもかかる病気で、人にもうつる可能性もあります。犬の口の中はアルカリ性のため、虫歯菌が繁殖しにくいと言われています。そのため、犬の歯で気をつけるべきことは、虫歯よりも、歯周病です。さらに、歯磨きをしないと歯周病だけではなく、心臓や肝臓などの重たい病気の原因にもなります。また、歯周病の原因となる歯周病菌が犬から他の犬や人に感染したり、人の口の中にある歯周病菌が犬に感染する可能性があります。そのため、歯磨きをしないと様々なリスクがあるため、歯磨きは大変重要になります。

しかし、歯磨きは重要と分かっていても、愛犬が歯磨きを嫌がったりして中々できないこともあると思います。本日は、犬の歯の中で汚れやすい歯を紹介しますので、特にその部分だけでも注意して磨いてほしいです。

 

犬の歯で汚れやすい部分はどこか

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犬の歯は計42本生えており、歯の種類は次の通りです。

 

上あご

  切歯6本

  犬歯2本

  前臼歯8本

  後臼歯4本

 

下あご

  切歯6本

  犬歯2本

  前臼歯8本

  後臼歯6本

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本日は特に汚れやすい部分を大きく5つ紹介します。

 

上あご 第4前臼歯

 

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上あご第4前臼歯は、大型犬・中型犬・小型犬・短頭種などほとんどの犬種で汚れやすい部分です。汚れやすい理由としては、歯が大きくデコボコしているため。また、唾液腺が近くにあり、歯垢が出来やすい部分でもあります。歯石は、唾液の中にあるカルシウムとリンが歯垢と混ざってできます。唾液腺の近くにある第4前臼歯は、歯石がつくられやすい環境になっているため、よく磨いてあげましょう。

 

歯磨きのポイント

  歯と歯茎の間を前後にスライド

 

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歯と歯茎の間には、わずかな隙間があって、歯垢や歯石が付着しやすい部分です。歯周病がひどくなると、この隙間が深くなり、これを歯周病ポケットと呼びます。歯と歯茎の間に歯ブラシの先を乗せ、前後にスライドさせましょう。

 

  凹部分にも毛先を入れて、縦にスライド

 

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デコボコしている歯の表面は、凹部分にも歯ブラシの先を入れて磨きましょう。前後にスライドするだけでなく、歯ブラシの向きを縦にして上下にスライドします。イメージとして汚れを外にかき出すイメージです。

 

犬歯

 

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犬歯は、大型犬・中型犬・小型犬・短頭種などほとんどの犬種で汚れやすい部分です。汚れやすい理由としては、物をとらえる時に使う歯で、雑菌などがつきやすいから。犬歯は、食べ物に限らず、おもちゃや、気になるものなど様々な部分に触れやすい部分です。特に、犬歯の裏側や歯周ポケットは汚れがたまりやすいため、よく磨いてあげましょう

 

歯磨きのポイント

  歯ブラシを上下に動かし、歯の根元の汚れをかき出す

 

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犬歯は、歯の根元から表面へと上下にスライドしましょう。犬歯のまわりは多少のスペースがあいています。歯の裏側の根元にも歯ブラシを当て、歯ブラシのヘッドを上下に動かし、汚れをかき出すようにササっと磨きましょう。

 

下あご 第4前臼歯と第1後臼歯の間

 

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下あご 第4前臼歯と第1後臼歯の間は、トイ・プードル、チワワ、ヨークシャー・テリアなどの小型犬で特に汚れやすい部分です。汚れやすい理由としては、歯と歯が重なっていることが多いから。この部分は、唾液腺の開口部に近く、山間のように重なり合っていることが多く、汚れがたまりやすい部分です。特に小型犬は、小さな歯茎に歯が密に生えているため、汚れがたまりやすいです。よく磨いてあげましょう。

 

歯磨きのポイント

  歯と歯の間に歯ブラシを入れる

 

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なるべく口を大きく開けて、下あごの第4前臼歯の間に歯ブラシの先が当てられるようにします。歯ブラシを当てた状態で、歯と歯の間の根元を内側から外側へ3~4回スライドしましょう。

 

口を開けてくれるようにするには・・・

飼い主さんの指先でマズルの上から唇を軽く握ります。唇を犬歯に巻き込むようにすることがポイントです。愛犬は自分の唇を噛みたくないため、思わず口を開けようとします。

 

切歯の間

 

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切歯の間は、トイ・プードル、チワワ、ヨークシャー・テリアなどの小型犬で特に汚れやすい部分です。汚れやすい理由としては、歯が密に生えていて、食べカスが詰まりやすいから。切歯は、特に体の小さい犬であればあるほど、小さな歯が密に生えていることが多く、歯と歯の間が狭くなっています。そこに食べカスなどが詰まりやすくなっているため、よく磨いてあげましょう。

 

歯磨きのポイント

  歯と歯の間は上下、根元は左右にスライド

 

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歯と歯の間に歯ブラシの先が入るように意識して、上下に3~4回スライドして汚れをかき出しましょう。歯ブラシのヘッドを縦向きにして、上下にスライドしてもOKです。歯と歯茎の間に歯ブラシを当て、左右にスライドします。切歯をむき出しにすることを嫌がる犬も多いため、上下裏表それぞれ3秒くらいを目安にササっと磨くことがコツです

 

下あご 第2.3後臼歯

 

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下あご 第2.3後臼歯は、トイ・プードル、チワワ、ヨークシャー・テリアなどの小型犬で特に汚れやすい部分です。汚れやすい理由としては、奥にあるため、歯ブラシが届きにくいから。第1後臼歯ほど大きくありませんが、1番奥に位置しているため、歯垢や歯石がたまりやすい部分となります。舌が歯の上にのって、よく磨けていないケースもあるため、しっかりと磨いてあげましょう。

 

歯磨きのポイント

  歯ブラシの先を使って外・内側を磨く

 

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口を大きく開け、歯ブラシの先を奥歯に当てます。歯の外・内側ともに前後に3~4回スライドしましょう。舌が歯の上にのって歯を隠してしまうようなら、指先を口の中に入れて舌を避けるようにすると、上手く磨けます。

 

最後に歯磨きグッズについて紹介します。

 

犬の歯磨き便利グッズ

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 噛み癖があって中々歯磨きができないと悩んでいる飼い主さんも多いと思います。歯ブラシを変えてみたり、歯ブラシ以外で歯磨きをしてみましょう。

歯ブラシ 

 

 

歯磨き粉

 

 

その他

 

 

 

 

本日の内容は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。こちらの記事もおススメです。