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犬の口臭がひどい時の主な7つの原因と対処法や予防策について

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最近、愛犬の口臭がひどいなって感じていませんか?もしかして、病気かも?って不安になったりしますよね。本日は、犬の口臭がひどい時に考えられる7つの原因とその対処法や予防策について紹介します。

 

 

犬の口臭について

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犬の口臭の原因は、主に【歯】【内臓】にあります。よって歯に原因があるのか、内臓に原因があるのかをしっかりと見極める必要があります。特に、小型犬や高齢犬は歯垢がつきやすく、口臭を防ぐためにも毎日の歯磨きが重要です。歯磨きをすることなく歯垢や歯石をそのまま放っておけば、口臭は悪化し、口臭だけでなく内臓の健康にも及ぼします。最悪の場合、歯が溶けて、顎の骨まで溶けてなくなってしまう恐れがあります。

そのようにならないためにも、しっかりと口臭の原因を把握し、愛犬の健康管理に努めましょう。

では、ここから口臭の原因となり得るものについて紹介します。

 

口臭がひどい7つの原因

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口臭の原因は、歯が汚れているからだと、口内環境が悪いからだと思う飼い主さんは多いでしょう。もちろん正解です。しかし、原因はそれだけではありません。意外と知られていない原因として、先述した通り、【内臓が悪い】可能性があります。

必ずしも絶対ではないですが、簡単に【歯】が悪いか【内臓】が悪いか見極める方法を紹介します。

 

①ガーゼやコットンなどで歯を吹いてみる

⇒黄色っぽいものが付着したら、歯垢や汚れ

②付着した歯垢や汚れの匂いを嗅いでみる

⇒匂いがあれば、口内環境の悪化が原因のため【歯】が原因の可能性

  匂いがなければ、【内臓】が原因の可能性

 

口臭がきつい原因で多くみられます。歯垢自体が、歯周病菌と食べ物の残りカスの塊のようなものであり、強い匂いを発します。それと同時に、歯周病菌によって歯肉が炎症を起こし、ただれることによって強い匂いが生じます。この場合、ひどい匂いだけではなく、炎症を起こした歯茎からの出血や、ご飯を食べれない程の痛み、ねっとりした多量のよだれが見られることもあります。

 

  腎臓病

腎臓病が悪化し、尿として体外に排泄されるはずの老廃物が血液の中に多量に残ってしまった状態のことを尿毒症とよびます。この状態になると、独特の口臭が認められることがあります。

 

  糖尿病

糖尿病になると、体内に取り込んだ糖をエネルギーとしてうまく利用できなくなった結果、ケトン体という物質が作られます。この際、口臭のみならず、身体からケトン臭という甘酸っぱい独特の匂いが放たれます。少し傷んだバナナみたいな匂いですね。

 

  異物

口内のどこかにおもちゃやおやつなどの異物がはまったり刺さったりすることで、歯周病にも似た口臭がきつい症状を示すこともあります。

 

  腫瘍

口内にあるデキモノによって、強い口臭を示すことがあります。特に、大型犬では、歯周病から歯茎が盛り上がる良性のデキモノもありますが、口内にできるデキモノとしての割合は、悪性の場合が多く、注意が必要です

 

  胃炎や便秘など

ごく稀に、胃炎や重度の便秘などの消化器の異常によって、口臭がきつくなることがあります。

 

  加齢や薬の副作用による唾液の減少

様々な原因による唾液の減少によって、口腔内細菌の増殖が起こり、口臭がきつくなることがあります。

 

原因については以上です。では、ここから口臭がひどいと感じた時の対処法について紹介します。

 

 

口臭がひどいと感じた時の対処法

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  軽度の歯周病歯垢を取り除く

歯周病が軽度(歯肉炎程度)で、痛みがあまりひどくない場合は、歯ブラシや歯磨きコットンなどで歯垢を取り除くことで口臭を減らすことができる可能性があります。

 

  重度の歯周病は口を触らない

重度の歯垢、歯石の付着があり、歯周病を起こしている状態の歯茎は、少し触っただけで痛みや出血を引き起こすため、そのような状態の時は、歯垢、歯石を取ろうとして口を触ったりせずに、すぐに病院に連れて行った方がいいでしょう。無理に触ろうとすると口を触られることがトラウマになってしまう可能性があります

 

  食欲や元気の有無をチェック

あきらかな口の問題や異物がないのに、強い口臭がする場合は、糖尿病や腎障害のような全身性の病気の可能性があります。その場合は、以下のような症状が伴っていることが多いので注意してください。

  食欲不振

  元気がない

  体重減少

  多飲多尿

 

  口中の異物を取り除く

口中に異物があれば取り除いてください。普段からこまめに口の状態をチェックしていて、急に口臭がきつくなった場合は、異物の存在も考えられます。そのため、口を優しく開けてあげて、異物がはまってたり刺さったりしていないか見てあげてください。しかし、異物が簡単に取れない場合は、無理をしないようにしましょう。

 

  口内にしこりがある場合はすぐに病院へ

口内にしこりが見られる場合は、基本的に家で出来ることはありません。口内のしこりは悪性の割合が高いため、すぐに病院へ連れていきましょう。

 

  口から便のような匂いがするか確認

口臭の他に以下のような症状も伴っている場合は注意が必要です。

  嘔吐

  便秘

  食欲不振

  腹痛

 

特に、重度の便秘が認められ、口から便のような匂いがする際は、腫瘍や異物による腸閉塞の可能性も高いため、なるべく早めに病院に連れていきましょう

 

  加齢によるものは様子を見る

加齢に伴うホルモンバランスの変化やある種の薬の副作用によってよだれが減り、口臭が強くなることがあります。加齢によるものは様子を見るしかありませんが、もし何か薬を服用し始めてそこから口臭がきつくなった場合は、一度動物病院に相談しましょう。

 

対処法については以上です。最後に口臭がひどくならないための予防策について紹介します。

口臭がひどくならないための予防策

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本日は、予防策を3つ紹介します。 

①歯ブラシで歯磨き

なんと言っても一番の予防策でしょう。しかし、噛み癖のある犬や歯磨きを嫌がる犬も多いと思います。そのような場合は、一日に全部の歯を磨くのではなく、「今日は上の歯だけ。明日は、下の歯を。」など少しずつ歯磨きに慣らしていきましょう。そして一本でもおとなしく磨けたらよく褒める!おやつをあげる!などして歯磨きをすることで褒めてくれると愛犬は理解します。

ここで1つ質問です。

歯磨きがしやすいタイミングはいつだと思います?

う~ん。やっぱり食事の後かな?

もちろん。食事の後は大事です。しかし、どうしても口を開けるのを嫌がって歯磨きができないケースがあります。一番おススメのタイミングは、お散歩や遊んだ後です。お散歩や遊んだ後だと、疲れたりして「ヘッヘッヘ」と自然と口が開いているケースがほとんどだと思います。その状態ですと無理やり口を開けないで自然と歯磨きがしやすくなります。よって、散歩と歯磨きをセットにするといいかもですね

なるほど。参考になります。

では、ここで歯磨きに使えるおススメ商品を紹介します。

こちらの商品は、360度毛先がついているため、歯磨きをしやすくなっています。

【歯ブラシ】

 

 

こちらの商品は、チキン風味の歯磨き粉です。ブラッシングの後は、すすぐ必要がなく、簡単に口臭ケアができます。

 【歯磨き粉】

 

 

こちらの商品は、ジェル型の歯磨きで、飼い主さんの指や歯ブラシにつけて、歯磨きします。また食べることができる成分ですので、すすぎ不要です。

【歯磨きジェル】

 

②市販の歯磨きガーゼやシート

どうしても歯磨きしようとしても歯磨きを噛んでしまって、まともに歯磨きができない場合もあると思います。そのような場合は、犬用の歯磨きガーゼで歯垢や汚れをとってあげましょう。購入する際の注意点として、繊維が取れにくいものがおススメです。もし繊維が取れてしまって口内に残ってしまったり飲み込んでしまう恐れがあります。

 

では、こちらの歯磨きシートの使い方を紹介します。

【歯磨きシート】

【用量】30枚×3袋

【使い方】

1.指にシートを巻く

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2.シートで愛犬の歯を磨く

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使い方は以上です。歯磨きだとしっかりと磨けているか不安になりませんか?それに比べてシートを使用すると、しっかりと汚れが付着し、目に見えて効果が実感できます。また、歯ブラシのように折れる心配はありませんので使いやすいです。

 

サプリメントやおやつなど歯磨き以外

こちらの商品は、ふりかけタイプとなっており、普段の食事と一緒に混ぜて与えることができます。また、無添加ですので安心して子犬、高齢犬にも与えることができます。

【食べる歯磨き】

 

 

こちらの商品は、おやつ型の歯磨きとなっており、うちの愛犬も大好物です。スティックタイプのおやつで、噛み応え抜群だと思います。噛むことによって愛犬もストレス発散でき、そして口臭予防にもなり一石二鳥の商品だと思います。ぜひ、お試しください。

【歯磨きガム 小型犬用】

 

【歯磨きガム 中大型犬用】

 

 

本日の内容は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。歯が悪いと万病のもとと言われていますので、しっかりと愛犬の歯の手入れ、口臭対策を行ってください。また、良かったらこちらの記事も併せてご覧ください。

 

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