愛犬の健康のためのルーティン20選【愛犬の健康寿命を延ばそう】
愛犬の健康が気になるあなたへ。
当記事は、愛犬が健康に過ごすためのルーティンを紹介しており、以下の悩みを解決します。
【悩み】
愛犬の健康法が知りたい
毎日、どのように接したらいいか分からない
愛犬の寿命を少しでも延ばして、愛犬と長く一緒にいたい
ルーティンとは、決まった手順や所作を繰り返すことです。
あなたも何かルーティンはありますか?人だと、心を落ち着かせたり、体調を整えるためにルーティンを行うことが多いですよね。そして、愛犬の健康を保つためにもルーティンは必要なのです。
今回は、私が勉強した中で実際に"犬のプロ"が愛犬に行っている「健康のためのルーティン」をまとめてみました。①食事編②お手入れ編③運動編④暮らし方編に分けて紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
最初は、食事編です。
愛犬の健康のためのルーティン【食事編】
食事は、愛犬にとって最大の楽しみです。そのために、与えてはいけないものなど、最大限のルールは守りつつ愛犬がどうしたら楽しんで食事をしてくれるかを考える必要があります。
1.食事は、"突起つき"の食器で与える
愛犬が早食いで悩んでいませんか?普通のボウルで与えると、数秒で食べ終わってしまうことがあると思います。そこで、ゆっくり食べさせるために、"突起つき"の食器がオススメです。
メリット
早食いが原因で嘔吐したり、消化不良になるため、それらを防げる!
2.ご飯にヨーグルトをトッピング
週に1〜2回、1回分のご飯に、大さじ1杯程度ヨーグルトをトッピングするといいでしょう。与えるなら無糖のヨーグルトがオススメです。
メリット
腸内環境ケアが期待できる!
3.初めての味にチャレンジさせる
災害などのもしもの時は、いつも与えているドッグフードが手元になかったり、人の食材しか手に入らないこともあります。そんな緊急事態でもしっかり食べて健康を保てるよう、犬に与えても大丈夫な食材を手作りご飯やおやつに取り入れて慣れさせるといいでしょう。
【災害グッズ】については、こちらからどうぞ!
4.毛ヅヤが気になったらアマニ油
油分不足で被毛のパサつきが気になったときは、身体にいいとされる"オメガ3脂肪酸"を含んだアマニ油分を食事に数滴垂らして与えるといいでしょう。
ポイント
"オメガ3脂肪酸は、熱に弱いので、加熱しないこと!
食事編は以上です。次は、お手入れ編です。
愛犬の健康のためのルーティン【お手入れ編】
お手入れは、毎日少しずつ行って、慣れさせることが"できるようになる"近道です。愛犬も「いつもこの時間だけ我慢すれば終わる」と覚えて、嫌がることが少なくなります。愛犬と飼い主さんのお手入れのストレス軽減には、ルーティン化が最適です。
5.散歩後は、すぐにブラッシングをする
散歩後は、土や葉っぱがついていたり、毛がからまっていることが多くないですか?そのため、散歩から帰ってきたらブラッシングを行い汚れやもつれを取るといいでしょう。散歩後にルーティン化することで、「後でやろう」として忘れることがなくなります。
メリット
被毛や皮膚を清潔に保つことができ、皮膚トラブルの予防に!
6.炭酸入りの足湯に入れる
シニア犬の場合は、シャンプーが負担になることがあります。また、足やしっぽの先、耳などは血行不良になりがちです。そのため、たらいに5cmほどお湯を張り、犬用の炭酸入りの入浴剤を入れたお湯で足湯をします。
メリット
炭酸のお湯は、血行が良くなるといわれているため、低温のお湯でも体が温まります。また、体全体にお湯をかけることで、炭酸の力で皮脂汚れやニオイもスッキリ!
7.ドライヤーで乾かす時は、温風と冷風を交互に当てる
犬の皮膚は、人の皮膚の1/3ほどです。人用のドライヤーの温風で乾かすと、乾かす時間は短縮出来ますが、乾燥により皮膚トラブルに繋がることもあります。
ポイント
皮膚へのダメージを最小限で、かつ効率的に乾かすため、3〜5秒ごとに温風と冷風を切り替える!
8.肉球を洗ったあとは、必ずクリームで油分を与える
アスファルトの上を歩く機会が多い犬は、肉球が傷ついていたり乾燥しがちです。散歩から戻って足を洗った後に肉球用のクリームで油分をプラスするといいでしょう。
メリット
潤いのある肉球を保ち、ひび割れ予防に!
9.毎晩スキンシップがてら、お手入れ状況をチェック
人がリラックスできる寝る前の時間は、犬もリラックスしやすい時間です。その時間を利用し、愛犬に触れたり毛をかき分けたりして、毛や皮膚の状態をチェックするといいでしょう。
メリット
日々のスキンシップで愛犬も落ち着き、愛犬の変化も気付くことができる!
お手入れ編は以上です。次は運動編です。
愛犬の健康のためのルーティン【運動編】
「運動させないと!」と飼い主さんが焦ると、愛犬は楽しくないし続きません。一緒に喜んだり、ゲーム感覚で楽しむと意欲的になり、長続きします。
10.散歩の途中で公園に寄り"ジグザグ歩き"をする
散歩コースに、公園の入口に車止め用ポールありますか?
ある方は、このポールを使って"ジグザグ歩き"をさせてみましょう。体を左右にひねりながら歩くことで、柔軟性を保つためにいいトレーニングです。
ポイント
上手に歩けない場合は、おやつを握った手で誘導するとうまくいく!
11.下り坂はゆっくり蛇行する
下り坂を勢いよく下りてしまうと、足がもつれてケガに繋がることもあります。そうならないために、ゆっくり歩くことを心がけましょう。
ポイント
蛇行しながら下がると、坂で足に適度な負荷をかけつつ、左右の体の筋肉をバランスよく動かすことができ、いい筋力アップに!
12.「お座り→伏せ」で夜ご飯前に"腕立て伏せ"
夜ご飯前に「お座り→伏せ」を1回とし、3回×3セットほど休みながら行います。前足の屈伸運動で、前足と胸の筋肉の強化ができるうえに、体幹のトレーニングにも効果的です。
ポイント
声の指示だけではうまく出来ない時は、おやつで誘導するとスムーズに!
13.大きな木を見つけたら周りを一周する
散歩中やお出かけ先で、大きな木を見つけたら、ゆっくりと一周するといいでしょう。木の周りには、木の根が不規則に出ているため、そこを歩かせてみましょう。
メリット
木の周りを歩かせることで、足の可動域をキープでき、4本の足を意識して歩くことで脳の活性化にも繋がる!
14.週末の散歩は平日と違うルートを歩く
土や草むら、砂浜など、普段は歩かない変化に富んだ地面を歩かせるために、時間のある休日は散歩ルートを変えてみるといいでしょう。
メリット
色々な地面を歩かせることで足の踏ん張る力が鍛えられて、シニア犬になっても、しっかり地面に足をつけて歩くことができる!
15.週に2日はリラックスデーをつくる
毎日少しずつ筋トレをすることも大事ですが、週に2日は休息日として、特別な運動はしないで、ゆっくり歩くだけの日をつくりましょう。
ポイント
体を休めることで、筋トレの新鮮さを保て、愛犬も飽きずにトレーニングを楽しんでくれる!
16.季節ごとの遊びを楽しむ
暖かい季節は、散歩をしながら近くの河原で水遊び、雪が降る積もった時は、雪遊びなどするといいでしょう。
メリット
水遊びや雪遊びは、関節の曲げ伸ばし運動になるのでオススメです。その季節にしかできない遊びは、愛犬の好奇心もくすぐるため、脳の活性化にも繋がる可能性!
運動編は以上です。最後は暮らし方編です。
愛犬の健康のためのルーティン【暮らし方編】
17.月に1回は動物病院の近くまで行く
動物病院嫌いだと、行く度にストレスがかかり、健康上NGです。そのため、月1回程度は、散歩がてら動物病院まで行っておやつを与え、「動物病院=いい場所」というイメージをつけるといいでしょう。
ポイント
歩いて行ける距離ではない場合は、爪切りなどの用事をつくって月1回程通い、慣れさせるといい!
18.人の食事中は、愛犬をハウスに入れる
健康面で1番NGなことは、犬に与えてはいけない食べ物を与えてしまうことです。少し口にしただけでも、中毒など命にかかわる恐ろしい病気を引き起こしてしまうこともあります。そのため、人の食事が始まる前に、「ハウス」を指示して、待ってもらうといいでしょう。
【与えたらダメな食材】については、こちらからどうぞ!
19."構わない時間"もつくる
犬も「一頭になりたい」と思うことがあるはずです。愛犬が一頭で静かにしている時は、調子を整える時間なので、そっとしてあげましょう。
メリット
飼い主さんと別々の時間は、愛犬の精神的な成長を後押しし、分離不安症などに繋がる恐れのある依存しあう関係になることも防げる!
20.毎日食べた量や排泄の回数をメモする
大変だと思いますが、食べた量や排泄の回数をメモすると、動物病院に行った時にも、獣医師の先生に説明する際に役立ちますし、体調不良もすぐに分かります。
メリット
いつもの愛犬の食事や排泄のことを把握することは、異変に気付く第一歩!
本日の内容は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。私たちも独自のルーティンがある人も居ると思います。愛犬にもルーティンをつくってあげることで、健康寿命を延ばすきっかけになることもあります。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?また、こちらの記事もオススメです。