『犬の情報通信』

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【なぜ犬は、噛むのか?】犬がかじったり噛んだりする原因やその対処法について

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モカの成長物語〜に訪問していただき

ありがとうございます。

 

本日は、

愛犬が色々なものをかじる時の

対処法について原因とともに

紹介していきます。

 

愛犬の噛み癖で悩んでいる飼い主さん

本当に多いと思います。

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家具などをかじったり飼い主さんの手を

噛んだりと悩みのタネですよね?

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僕自身もその1人です。

 

噛み癖が直らないと

飼い主さん一家だけではなく

他人にも怪我をさせる恐れがありますので

どんな場合でも

特に人を噛まないように育てる

必要があります。

 

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そこで、本記事を通して

愛犬が物や手を噛む原因や

その対処法を学んでいただければと思います。

 

では、本日の内容です。

【目次】

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かじると噛むの違いについて

 

想像出来る方も多くいらっしゃると思いますが

かじると噛むの違いについて簡単に説明します。

 

かじる

かたいものの一部を少しずつ噛んで

削り取るという意味で

家具などを壊す行動に繋がります。

 

噛む

上下の歯で物を挟んだり砕いたりする意味で

飼い主さんや他人を傷付ける行動に

繋がります。

 

よって、

かじる癖だけの愛犬ならさほど問題ありませんが

人の手など噛む行為が癖になっている愛犬は

深刻な問題と言えます。 

 

では、かじる癖と噛む癖が

なぜ起きるのか原因を追求していきましょう。

 

かじったり噛んだりする原因は?

 

まずは、かじる癖についてです。

 

覚えていただきたいことは

子犬がものをかじるのは、正常なことです。

 

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生後4ヶ月頃になると

乳歯から永久歯に生え変わり

歯がムズムズして落ち着かず、

かたいものをかじる欲求が芽生えます。

 

よって

かじってもいいおもちゃを与えるなどすれば

多くは成長とともに落ち着きます。

 

しかし、おもちゃなどを与えないで

ものをかじる行為自体を放置すると

子犬は、「かじっていいんだ」と理解し

かじる行為がエスカレートしていき

身近なものを手当たり次第に

かじるようになっていきます。

 

また「ダメでしょ!!!」

騒ぎながら注意するのも逆効果です。

 

飼い主さんに構ってほしくて

かじる行動が習慣化してしまう場合があります。

 

結果として、ものをかじる原因となるのは

飼い主さんによる

子犬期の『かじる』行動への対応

です。

 

ここで、現在どのような場面でかじり始めるか

チェックしてみましょう。

 

それは、大きく2パターンに分かれます。

 

パターンA

かじる場面・・・状況に関わらずかじる。

 

原因・・・「歯を使って口遊びしたい」という

                    子犬期の正常な欲求が習慣化し、

                    エスカレートしたもの。

                    かじってもいいおもちゃを

                    与えなかったことや

                 飼い主さんの注意を

                 「構ってくれた」と認識している。

 

パターンB

かじる場面・・・退屈な時、留守番時にかじる。

 

原因・・・ 欲求不満や退屈からかじり始める。

                   何となく噛んでいるうちに興奮してきて、

                   興奮が収まらなくなることもある。

                   散歩や遊びによるエネルギーの発散が

                   十分にできていないことが背景にある。

 

 

成犬になっても物ををかじるという問題があれば、

子犬期にこのような対応がなかったか

振り返ってみましょう。

 

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もし思い当たる節がなければ

・過度の欲求不満

・不安症

・歯科疾患

・食べ物以外を口にする「異食」 

 

このようなケースも考えられますので

獣医師のもとで治療を受ける必要があります。

 

 

 

続いては、噛み癖についてです。

 

注意していただきことは

子犬期の甘噛みを放置しないことです。

 

「人の手は噛んでいいもの」

思わせないようにする必要があります。

 

また、慌てて手を引っ込めたりすると

「噛むと自分の欲求を通せる」

「噛むと飼い主さんの気を引ける」

誤った学習をしてしまいますので注意が必要です。

 

成犬の場合は、

どのような場合に噛むかに注目します。

 

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 よく観察すると

飼い主さんに嫌なことをされそうな

対立状況で噛むことがほとんどです。

 

洋服の着脱時、居場所を取られそうな時

お手入れの時間などなど。

 

では、このような噛み癖が

起きる原因について原因を考えましょう。

 

基本的な原因としては

①子犬期の甘噛みの習慣化

②ストレスを感じたり気に入らないことが  

   あるなど噛んで攻撃するため

 

この2パターンの可能性が高いです。

 

子犬期の時は

痛くないからといって、放置したり

騒いで手を引っ込めたりする反応も

噛む行為をエスカレートさせてしまいます

 

また、愛犬にとって飼い主さんが

嫌な行為をしている可能性がありますので

注意が必要です。

 

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ですので、

どのようなシチュエーションで噛むのかを

把握する必要があります。

 

それでは、

ここからかじったり噛んだりすることへの

対処法について紹介していきます。

 

かじったり噛んだ場合の対処法

 

かじる欲求だけではなく

飼い主さんに構ってほしいという関心欲求、

運動欲求などを満たしてあげる

 

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クタクタになるまで遊んであげると

イタズラとされる行動は

たいてい防ぐことができます。

 

【対処法】

かじってもいいおもちゃを与える

→なるべく壊れにくい物を選び、

    誤飲しないように飼い主さんが

    見ている時にだけ与える。

 

散歩や遊びの時間を増やしエネルギー発散する

→1日1回以上は散歩に行く。

    1回で足りなければ時間や回数を増やす。

 

次は、噛むことへの対処法です。

 

まず大切なことは

手を噛むような状況を作らないことです。

 

例えば、爪を切ったりシャンプーの時に

噛む場合は、トリミングサロンに任せるなど。

 

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そのようなお手入れはプロに任せることです。

 

また、噛む行動を少しでも減らすには

専門家とよく相談することが大切です。

 

よって噛むことへの対処法は

以下の通りです。

 

【対処法】

噛む状況を作らないこと

専門家との相談も要検討 

 

このことを理解して

愛犬と接してあげてください。

 

ここで、お家で簡単に対策できる

グッズを紹介します。

 

 

噛み癖防止の便利グッズ紹介

 

それは、こちらです。

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この商品の使い方は、

噛んだらダメなところへ

スプレーを吹きかけるだけです。

 

とても簡単ですよね?

 

匂いは、リンゴの匂いがします。

 

リンゴから抽出した苦味成分によって

スプレーした場所を舐めたり、噛んだり

しなくなります

 

【注意】

・犬猫用品ですので、 人間や

その他ペット等に使用しないでください。

 

・犬や猫の顔に直接噴霧しないでください。

 

 

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是非、かじり癖や噛み癖で

悩んでいる飼い主さんは

一度、検討してみる価値ありです。

 

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まとめ

かじること

・物や家具などをかじること。

・状況に関わらずかじる場合や

    退屈な時にかじる場合がある。

    どちらも子犬期の『かじる』行動への

    飼い主さんの対応が原因。

・かじっていいおもちゃを与えなかったり

    飼い主さんの注意の仕方に問題。

   また欲求不満や退屈が原因の場合もあり。

    対処法は、おもちゃを与えたり

    エネルギー発散させる。

 

噛むこと

・人の手を噛むこと。

・子犬期の『甘噛み』の習慣化が原因。

   またストレスから噛んで攻撃することも。

・対処法は子犬期の甘噛みを

    放置しないこと。

・専門家と相談したり手を噛まれない状況

    作らないことが大切。

 

 

何かご参考になる点があれば

幸いです。

 

最後までご覧いただき

ありがとうございました。

 

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