『犬の情報通信』

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犬の発情・繁殖や不妊・去勢手術について

モカの成長物語〜に訪問していただき

ありがとうございます。

 

本日は、犬の発情・繁殖や

不妊・去勢手術について紹介します。

 

よく不妊・去勢手術した方がいいよ」って

聞いたことありませんか?

 

聞くけど愛犬が可哀想などと思い

なかなか手術に踏み込めなく

手術を施行するか迷っている

飼い主さんもいらっしゃると思います。

 

そのように悩んでる飼い主さんに

本記事を読んで

犬の発情・繁殖不妊・去勢手術の

メリット・デメリットについて

理解していただきたいと思います。

 

では本日の内容はこちらです

【目次】

 

 

犬の発情・繁殖について

 

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まずは、犬の発情・繁殖について

オスとメスでは違いがありますので

そちらから簡単に紹介します。

【オスの発情・繁殖】

犬種によって異なりますが

一般的には、生後1年以内には

精巣が発達して精子がつくられて

性成熟が完了します

 

発情期のメスに興味を示し始めるのは

性成熟を迎えるより早く

中型犬生後5ヶ月頃です。

 

性成熟後のオスは基本的に

いつでも生殖可能で、発情期のメスのニオイを

察知すると、マーキングやマウンティングの

頻度が高まります。

【メスの発情・繁殖】

メスの最初の発情期は、

小型犬生後6ヶ月前後

大型犬生後12ヶ月前後です。

 

その後、6〜10ヶ月間隔

発情を繰り返すことが特徴です。

 

メスの発情周期は

【発情前期】【発情期】

【発情休止期】【無発情期】4期

分かれます。

 

それぞれの期間の特徴的な症状・行動を

まとめてみました。

 

発情前期 (約3〜27日間)・・・

外陰部が腫れて発情出血が見られる。

 

発情期 (約5〜20日間)・・・

発情出血が減少しオスを許容する。

発情期に入って2〜3日後に排卵する。

交配適期は発情の5〜6日目。

 

発情休止期 (約2ヶ月)・・・

妊娠に似た生理状態を示す期間。

妊娠した場合と同じぐらいの期間

(交配後60〜63日)を経て分娩する。

 

無発情期 (約4〜8ヶ月間) ・・・

ホルモン分泌量が減少して

生殖器の働きも安定する。

 

以上が犬の発情・繁殖についてです。

 

次は、不妊・去勢手術について

簡単に説明いたします。

 

 不妊・去勢手術について

 

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まず、飼い主さんに

覚えていただきたいことがあります。

 

それは、

犬にも繁殖に対する欲求は

本来備わっているものであり、

無理やり抑えつけることは犬にとって

ストレスの原因になることです。

 

その点をしっかりと考慮した上で

早めに不妊・去勢手術を

施行するかしないかを検討してください。

 

ちなみに手術は

性成熟を迎える前のタイミングが

ベストです。

 

なぜなら、特にオスの場合は

性成熟とともに始まるのが

マーキングマウンティングです。

 

これらの行動は、人間社会では

困った行動と見なされるケースが

あるからです。

 

よって、性成熟前(生後1年以内)には

去勢手術を受けることがいいでしょう。

 

ちなみに

マーキングとは、縄張りを主張するために

片足を上げて電柱やポールなどに

おしっこをかける行動。

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マウンティングとは、

自分の優位を示すために相手にのしかかり

交尾のように腰を振る行動。

 

では、最後に不妊・去勢手術の

メリット・デメリットについて

紹介します。

 

【メリット】

メス・・・

・望まない妊娠を避けられることができる。

・子宮や乳腺などの病気の可能性を

    減らすことができる。

 

オス・・・

・望まない交尾を防ぐことができる。

・繁殖欲求がなくなることで

   発情期のストレスを軽減できる。

・精巣や前立腺などの

   生殖期の病気を減らすことができる。

・マーキング、マウンティングの回数を

   減らすことができる。

 

 

【デメリット】

メス / オス・・・

 ・繁殖能力が失われる。

 ・活動性が低下し、 

   やや肥満気味になる場合もある。

 ・手術のリスクがある。

 ・ホルモンのバランスが崩れることで

    体調不良になる場合もある。

 

 

犬の発情・繁殖や不妊・去勢手術についての

紹介は以上です。

 

とにかく、不妊・去勢手術を検討されている

飼い主さんは、早めの手術施行をオススメします

 

また手術を施行するか迷っている

飼い主さんは、この記事の

メリット・デメリットを元に

検討して決断していただければと

思います。

 

この記事で何か参考になることが

あれば幸いです。

 

最後までご覧いただき

ありがとうございました。